中国の武漢から広がった新型コロナウイルスの感染拡大は、ヒトやモノが世界レベルで動くグロバリゼーション時代を背景に、日本のみならず世界中に感染が拡大し、今もその収束に向けた取り組みが現在進行形で進められています。
この未曾有の事態においては、わが国のデジタル化の遅れが改めて実感され、今秋のデジタル庁発足へと大きく動き始めています。特に、制度や規制等の壁に阻まれて情報化のスピードが上がらない分野のひとつであったヘルスケア分野に注目が集まっており、「新しい日常」に対応した健康・医療・介護のあり方を模索し、AI・IoT等の最先端技術を含めたICT活用によりヘルスケア分野のDXをさらに推進すべき時が来ているといえます。
本シンポジウムでは、コロナ時代を生きるために必要なデジタルヘルスのあり方と私たちのウェルビーイングの実現に何が必要であるかについて、国内・海外の先進事例の紹介も含めながらご議論いただきます。また、国際社会経済研究所に組織されましたアクセシビリティ研究会にて調査研究を行ってまいりました成果につきましてもご報告させていただきます。
■主催:株式会社国際社会経済研究所(IISE)・アクセシビリティ研究会
■協賛:特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム
■開催日時: 2021年3月23日(火) 14:00-17:00
■開催方法: Zoomウェビナーにてオンライン開催
■定員:100名(参加費無料)
****** プログラム ******
14:00 ご挨拶 株式会社国際社会経済研究所 理事長 石黒憲彦
14:05 特別講演「わが国におけるDX推進とデジタル庁発足」(仮)
髙田 祐人 内閣官房IT総合戦略室デジタル改革関連法案準備室 参事官補佐
14:55 基調講演「生活習慣病に対するオンライン保健指導サービスの構築と行動変容」
米田 隆 金沢大学 国際基幹教育院GS教育系/医薬保健学総合研究科 教授
15:05 講演①「デジタル聴診器ネクステートが目指すWithコロナ時代のイノベーション」
峯 啓真 株式会社シェアメディカル 代表取締役 CEO
15:25 休憩(10分)
15:35 講演②「『新しい日常』に対応した在宅ケアへの転換」
川添 高志 ケアプロ株式会社 代表取締役社長
15:55 講演③「ACPによる人生の最終段階における意思決定とICTツール活用」
千田 一嘉 金城学院大学薬学部 教授
16:15 講演④「デンマークの行政DXにおける1回限りの原則(Once-only principle)」
遊間 和子 株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員
16:35 講演⑤「ヘルスケアにおける最先端技術の活用とDX-アクセシビリティ研究会調査研究よりー」
山田 肇 東洋大学 名誉教授/アクセシビリティ研究会主査
16:55 閉会 株式会社国際社会経済研究所 代表取締役社長 民長 憲生
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